マハティール氏ら党除籍 ムヒディン首相と対立、マレーシア





マレーシアのマハティール前首相=5月18日、プトラジャヤ(ロイター)

 マレーシアのマハティール前首相が設立したマレーシア統一プリブミ党(PPBM)は28日、国会で野党側の席に座り党の規約に違反したとして、マハティール氏ら5人に党員資格の喪失を宣告した。5人は事実上の除籍処分だとして「受け入れない」と反発している。

 5人は同じPPBMに属するムヒディン首相と対立し、18日の国会で野党側の席に座った。マハティール氏の三男ムクリズ氏やサイドサディク前青年・スポーツ相も含む。

 PPBMは2016年にマハティール氏やムヒディン氏が結成し、18年の総選挙で政権交代を実現。今年2月に与党連合の内紛が深刻化し、マハティール氏は首相職を辞任。すぐに復職を目指したが、ムヒディン氏が首相職に就き、PPBMは2人の支持をめぐって割れている。(共同)



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