ブラジル保健省は5月31日、新型コロナウイルス感染者が50万人を超え、51万4849人になったと発表した。死者は2万9314人。感染者数はこのところ1日1万5000~3万人のペースで増え続け、約177万人の米国に次いで世界で2番目に多い。死者数は世界で4番目。
ブラジルでは5月3日の発表で感染者が10万人を上回り、1カ月足らずで5倍に増えた。検査が追い付いておらず、実際の人数はさらに多いとみられる。世界保健機関(WHO)は、ブラジルをはじめとする南米が感染拡大の中心地になったとして警戒を強めている。(共同)