コンベンション施設「Gメッセ群馬」が1カ月半遅れで開所 コロナ拡大、第2波懸念…多難の船出 

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1日開所したGメッセ群馬=高崎市(柳原一哉撮影)

1日開所したGメッセ群馬=高崎市(柳原一哉撮影)

 総事業費約248億円を投じ、JR高崎駅東口の高崎競馬場跡地に整備が進められてきたコンベンション施設「Gメッセ群馬」(群馬県高崎市)が1日、開所した。新型コロナウイルス感染拡大を受け、開所が約1カ月半遅れ、キャンセルも続出。「第2波」の懸念がくすぶる中での多難な船出となった。

 県は、4月18日に当初予定していた開所を延期。独自に設定する警戒レベルが5月30日に「2」(大幅な緩和)へ引き下げられたことを踏まえ、オープンに漕ぎ着けた。

 大規模なオープニングイベントは取りやめ、1日の開所セレモニーは、山本一太知事や高崎市の富岡賢治市長、県議会の萩原渉議長らに出席者を限定した小規模な式典に縮小された。

 県によると、Gメッセは展示ホール(1万平方メートル)やメインホール(1330平方メートル)のほか大小会議室を備え、イベントやコンサート、会議などでの利用を想定。東京都内から約1時間というアクセスの良さも強みだ。

 ただ、感染拡大を受けて194件あった令和2年度の予約件数はキャンセルなどのため107件(5月22日時点)に激減。感染の収束が見通せない中で大規模イベントも開催しづらく、稼働率アップが課題となっている。

 山本知事は「ここからがスタートだ。知事が先頭に立ってGメッセ活用のために奔走する」と決意を語った。

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