日本の年末の風物詩であるNHK紅白歌合戦。今年の出場歌手が発表される中、近年恒例となっている「特別枠」や「サプライズ」での出演者への注目が集まっています。特に、来春に活動休止を予定している国民的アイドルグループ「嵐」の出場を熱望する声が、ファンから多数寄せられていることが明らかになりました。AERA編集部が実施したアンケートでは、1万4千件以上の回答が集まり、その中でも「嵐」が圧倒的な1位を獲得。ファンは活動休止前の最後の舞台として、紅白での再集結を強く願っています。
76回紅白歌合戦の概要とサプライズ枠への期待
先日発表された第76回NHK紅白歌合戦の出場歌手は、紅組20組、白組17組の計37組となりました。加えて、特別企画として堺正章氏と氷川きよし氏の2組の出演も決定。初出場組には、アイナ・ジ・エンド、幾田りら、aespa、CANDY TUNE、ちゃんみな、HANA、ハンバート ハンバート、FRUITS ZIPPER、&TEAM、M!LKの10組が名を連ねています。
昨年は12月25日にB’zのサプライズ出演が発表されるなど、年末ギリギリまで特別枠の発表が行われるのが近年の紅白の“恒例”となっています。このため、今年もまだ追加のサプライズ出演歌手への期待が大きく、多くの音楽ファンがその動向に注目しています。
ファンが熱望!「嵐」のサプライズ出場が圧倒的1位に
AERA編集部が11月11日から18日にかけて実施した「紅白に『サプライズ』や『特別枠』で出場してほしいアーティスト」に関するアンケートでは、1万4095件もの回答が寄せられました。回答者の内訳は女性が88.7%と圧倒的多数を占め、男性は8.3%でした。
その中で、堂々の1位に輝いたのは、6806票を獲得した国民的アイドルグループ「嵐」でした。彼らは2026年春ごろに予定されているコンサートツアーをもって活動を終了することを発表しており、もし今年の紅白に出場すれば、活動休止前のラストチャンスとなります。この特別な意味合いから、ファンからは熱のこもったコメントが多数寄せられています。
活動休止を控える国民的アイドルグループ嵐のメンバー
ファンからの具体的な楽曲リクエストとステージ構成案
「嵐」の出場を願うファンからは、歌ってほしい楽曲やステージ構成について具体的な提案が相次ぎました。
- 「解散するから『Happiness』を歌ってほしい」(10代、女性)
- 「最後なのでメドレーで歌ってほしい」(60代、女性)
- 「1曲ならやっぱり『A・RA・SHI』が聞きたい」(30代、女性)
といった、代表曲へのリクエストが多く見られました。
さらに、ある10代の女性ファンからは、以下のような詳細な演出案も提案されています。「紅白だけの特別再集結ステージで、会場が暗転し、5色の光がステージ中央に集まる演出から始まり、『Love so sweet』→『Happiness』→『カイト』→『One Love』のメドレーで、時代を超えて愛された名曲を届ける。最後に相葉くんが『みんなで一緒に年越そう!』と呼びかけて、5人で笑い合う──そんなあたたかいラストが理想です」と、感動的なステージへの期待が込められています。
現在、白組の出場歌手が紅組より3組少ない状況は、サプライズ歌手のパフォーマンス枠ではないかとの憶測も呼んでいます。嵐の「特別メドレー」が本当に実現するのか、その期待は高まるばかりです。
今年の紅白歌合戦は、サプライズ演出が例年以上に注目される展開となりそうです。特に活動休止を控える「嵐」の特別出場は、多くのファンにとってかけがえのない瞬間となることでしょう。彼らのステージが実現すれば、年末の夜を感動で彩り、日本中に大きな話題を提供することは間違いありません。今後の追加発表から目が離せません。
参考文献
- 「嵐」紅白歌合戦サプライズ出場にファン熱望!活動休止前のラストチャンスか – Yahoo!ニュース (AERA.dot)




