3メガバンクやJR東日本などがデジタル通貨の協議会 月内に発足





スマートフォン画面に並ぶキャッシュレス決済のアプリ(宮崎瑞穂撮影)

 三菱UFJフィナンシャル・グループを含む3メガバンクやJR東日本などが、電子マネーやデジタル通貨の相互利用に関する協議会を月内に発足させることが3日分かった。キャッシュレス決済の拡大に向けた課題を整理し、日銀が将来的に見据える「デジタル円」の実現に向け民間主導で後押しする思惑もある。

 協議会は通信大手インターネットイニシアティブ(IIJ)の関連会社が事務局となり、KDDI(au)やセブン銀行なども参加する。日銀や金融庁、経済産業省もオブザーバーとして招く。

 キャッシュレス決済はJR東の「Suica(スイカ)」を含めた交通系ICカードのほか、「LINEペイ」などスマートフォン決済が乱立。みずほフィナンシャルグループも独自のデジタル通貨「Jコインペイ」を展開している。



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