USJが感染防止対策公開 検温や消毒徹底





USJが新型コロナウイルスの感染防止対策などを公開。入場者はソーシャルディスタンスを保ちながらキャラクターとの触れ合いを楽しむ=4日午前、大阪市此花区(須谷友郁撮影)
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 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)を運営するユー・エス・ジェイは4日、段階的に営業を再開する8日を前に、新型コロナウイルス感染防止対策を報道関係者に公開した。来場者に検温やマスクの着用を義務付けるほか、アトラクションや屋内施設の消毒を実施。衛生管理を徹底する。

 入り口では来場者に手指消毒をしてもらうほか、検温で37・5度以上の発熱などがあれば入場を断る。QRコードを使い注意喚起のメールを送る「大阪コロナ追跡システム」も取り入れており、メールアドレスを登録してもらう様子を公開した。

 8日の再開時は夜間のパレードや室内アトラクションの一部を休止。運転するアトラクションについては消毒を徹底するほか、待機の列には目印を付け前後のグループと間隔をあけてもらうようにする。同社オペレーション部の有田順一部長は「来場者や従業員の安全、健康に最大限配慮した」などと話した。

 8~14日は事前登録した大阪府在住の年間パスポート所有者のみが入場可能で、15日からは前売りチケット購入の大阪府在住者を対象に追加。19日以降は滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山の関西2府4県在住者のほか全国の年間パス所有者に対象を広げる。

 USJは2月29日から臨時休業していた。



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