米大統領選「人種問題重視」が68% CNN調査

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「黒人の命も大切」という横断幕を掲げるデモ参加者ら=7日、米ニューヨーク(ロイター)

「黒人の命も大切」という横断幕を掲げるデモ参加者ら=7日、米ニューヨーク(ロイター)

 米CNNテレビは8日、白人警官による黒人男性暴行死事件を受けたデモ拡大後の全米世論調査で、11月の大統領選の際に人種問題を「極めて重視する」「非常に重視する」と答えたのは計68%で、新型コロナウイルス対応の計54%よりも多かったと伝えた。経済が計77%、医療が計69%だった。

 調査は今月2~5日に実施。人種差別を「米社会の大きな問題」と考える割合は67%で、トランプ大統領の人種問題への対応を支持するのは31%、不支持は63%だった。

 トランプ氏の支持率は前回5月上旬の45%から38%に急落した。大統領選を想定した調査では、トランプ氏と戦う民主党候補となることが確定したバイデン前副大統領の支持率が55%、トランプ氏は41%だった。前回5月上旬の調査ではバイデン氏のリードは5ポイントで、2019年4月に両氏対決の調査を開始して以来、最大の差がついた。(共同)

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