実習生殺害、最高裁も違法捜査を理由に勾留認めず

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 富山市で技能実習生のベトナム人男性が殺害された事件で、最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は、殺人容疑で再逮捕された同国籍の実習生、ゴ・コン・ミン被告(20)=死体遺棄罪で起訴=の勾留を認めなかったことを不服とした検察側の特別抗告を棄却する決定をした。8日付。違法捜査を理由に勾留を認めなかった富山地裁決定が確定した。

 一方、死体遺棄罪での起訴後の勾留を取り消すよう求めた弁護側の特別抗告も第2小法廷が8日付で棄却したため、被告は引き続き勾留される。

 5月5日にグエン・バン・ドゥックさん(21)の遺体が自宅アパート脇の側溝で見つかり、富山県警は11日、同居していた被告を死体遺棄容疑で逮捕した。しかし県警は逮捕前からホテルに被告を6夜にわたり宿泊させ、被告を監視しながら連日長時間の取り調べをしていたため、富山地裁が「逮捕状のない違法な逮捕と同じだ」と判断、26日に勾留を取り消した。

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