米アップルは再休業、新型コロナで店舗再開は一進一退 

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米フロリダ・マイアミにあるアップルストア(AP)

米フロリダ・マイアミにあるアップルストア(AP)

 【ワシントン=塩原永久】米アップルは19日、全米4州にあるアップルストア計11店舗を再休業することを明らかにした。新型コロナウイルス感染症の流行で営業を休止した店を、先月から順次再開させていたが、感染が再び拡大した地域で営業休止を余儀なくされた。米国では従業員に感染者が出た別の商業施設が再休業するなど、事業再開は一進一退となっている。

 アップルはフロリダ、サウスカロライナ、ノースカロライナ、アリゾナの4州で店舗を閉める。4州はいずれも感染者が増加傾向にあり、再休業は従業員と客の感染を防ぐための対応という。3月に全米約270店舗を閉鎖。5月以降は州当局が営業規制を緩和した地域で店を再開していた。

 このほかにもショッピングモールやレストランで、従業員に感染者が判明したため、再休業するケースが相次いでいる。

 小売りや外食業界では、店舗の消毒作業を手掛ける清掃業者と契約したり、全従業員に感染検査を受けさせるため、専門医と契約したりする動きがある。

 一方、米映画館最大手のAMCエンターテインメント・ホールディングスは19日、客のマスク着用を義務づける方針を示した。7月からの上映再開にあたり、来場者に着用を「推奨」する予定だったが、客から批判を浴び方針を転換した。同社首脳は声明で「マスク使用に関して十分な対応ではなかった」と反省の弁を述べたが、米企業は、感染終息が見込めない中、手探りで事業再開と感染防止のバランスを探っている。

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