週明け22日午前の東京株式市場の日経平均株価は反落した。新型コロナウイルスの感染拡大ペースの再加速が警戒された。下げ幅は一時100円を超えた。
午前10時現在は前週末終値比78円13銭安の2万2400円66銭。東証株価指数(TOPIX)は4・49ポイント安の1578・31。
米国は南部や西部で大規模に流行し、日本では東京などで感染確認が沈静化せず、世界的には1日当たりの新規感染者が過去最多水準で推移。米アップルが米国内の一部店舗を休業すると伝わり、市場が見込んでいた経済活動正常化が新型コロナの感染再拡大で遠のきかねないとの懸念が広がった。米ダウ工業株30種平均が前週末19日まで3営業日続落し、投資家心理を冷やした。