千葉県内の飲食店、次々と通常営業 宣言解除1カ月

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繁華街ではカラオケ店や飲食店が営業再開していたが、人通りは以前よりも少なかった=23日、千葉市中央区の富士見本通り

繁華街ではカラオケ店や飲食店が営業再開していたが、人通りは以前よりも少なかった=23日、千葉市中央区の富士見本通り

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、全都道府県に出されていた緊急事態宣言が全面解除されてから25日で1カ月。千葉県内の繁華街などでは、本格営業の再開に向けた飲食店が増えている。しかし、再度の感染拡大の懸念は消えておらず「以前のようにはいかない」と不安の声も漏れる。(長橋和之、江田隆一)

 緊急事態宣言中に訪れた千葉市中央区富士見の居酒屋を23日夜、再び訪ねてみた。閑散としていた店内は常連客を中心に半分ほどの席が埋まり、にぎわいが戻ってきているように感じられた。出迎えてくれた店長の男性(45)の表情も明るく感じられた。

 店長によると、営業時間の短縮をやめ、これまでの通常営業に戻したという。それでも、「週末はにぎわったが、会社から飲み会を自粛するよう言われているサラリーマンも多い。緊急事態宣言解除から1カ月がたつけど、まだまだお客さんは戻ってきていない」と、ため息をつく。

 また、「東京のホストクラブで集団感染が起こったという話もあった。この辺りもそういうお店が多いので客足が戻るのはまだ先になるのでは」と不安も漏らした。

 松戸市本町の日本酒居酒屋店主の男性(61)は、「客足は戻りつつあるが、席を空け入店を8人までにしているので、売り上げはさほどは伸びない」と嘆く。自粛期間をテークアウトの総菜販売で耐え抜き、現在は給付金で経営しているという。ただ、「テレワークで通勤時間がなくなったことで、ゆっくり酒を楽しむ人が増え、客単価が高くなったのは朗報」と話す。

 若い世代向けにSNSでの情報発信を始めるなど、自粛解除を機に新型コロナに翻弄されるだけの状況から脱却を目指し、「早く給付金を当てにしない経営に戻りたい」としながら第2波、第3波が心配だとしている。

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