天馬、創業家の選任否決 株主総会、ベトナム疑惑で


 ベトナムでの贈賄疑惑などに揺れるプラスチック製品製造「天馬」が26日に東京都内で開いた株主総会で、会社提案の取締役候補8人のうち、創業家出身の常務ら3人の選任が否決された。3人については、疑惑への対応に問題があったなどとして同社の監査等委員会が「取締役として不適切」との意見を表明していた。

 天馬を巡っては、ベトナム子会社が2017年と19年に現地の調査を受け、税務調査の担当者に計約2500万円相当の現金を渡したとの疑惑が浮上していた。

 総会後に開かれた取締役会で、新社長に広野裕彦執行役員が選ばれた。



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