西村担当相「廃止」強調を反省 新型コロナ専門家会議改編めぐり

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記者会見する新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の(手前から)尾身茂副座長、脇田隆字座長ら=24日、東京・内幸町の日本記者クラブ

記者会見する新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の(手前から)尾身茂副座長、脇田隆字座長ら=24日、東京・内幸町の日本記者クラブ

 西村康稔経済再生担当相は28日の記者会見で、新型コロナウイルス対策を話し合う政府の専門家会議を廃止し、代わりに改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき新型コロナウイルス感染症対策分科会を新設すると表明したことをめぐり「専門家会議を排除するようにとらえられてしまった。専門家会議の皆さんからは今後もアドバイスを受ける。『廃止』という言葉が強く過ぎたことは反省している」と釈明した。

 分科会は地方自治体の首長や経営者、病院関係者らも参加するといい、西村氏は「感染症の専門家だけでなく、いろいろな知を結集するため、発展的に移行していく。より大きな見地から意見をもらい、次なる波に備えたい」と改編の意義を強調した。

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