WONK 世界で勝負の4人組「価値観を認め合おう」

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WONKの4人。左からリーダーでドラムの荒田洸、ボーカルの長塚健斗、キーボードの江崎文武、ベースの井上幹≒東京都渋谷区(石井健・撮影)

WONKの4人。左からリーダーでドラムの荒田洸、ボーカルの長塚健斗、キーボードの江崎文武、ベースの井上幹≒東京都渋谷区(石井健・撮影)

 WONK(ウォンク)が通算4作目のアルバム「EYES」を配信で発表した。早大と慶応大の音楽サークル仲間らで結成。平成25年に結成した4人組で、英語詞を駆使し、ソウルやジャズを基盤とした音楽を現代的な響きで奏でる。

 「ソーシャルメディアをはじめ、現代は監視する目がたくさんある社会だ」と新作の題名について説明するのは、キーボードの江崎文武(あやたけ)(27)だ。

 リーダーでドラムの荒田洸(ひかる)(28)によると、多様な価値観を認める社会になろうと訴えることを主題に据えた。「そういう物語の映画を作ろうとしたけど、予算的に無理だった」と荒田は明かすが、22曲に及ぶ収録曲は映画の物語を表現する。

 多くの歌詞を手掛けたボーカルの長塚健斗(30)が、「シナリオを書いて、それに合わせて歌詞を書いた。こんな作り方は初めて」と振り返るように新しい試みに取り組んだ。

 各曲の物語をイラストで視覚化し、これに歌詞と対訳を添えた書籍を作り、CDとセットの限定商品として予約販売したところ、早々に完売した。ベースの井上幹(かん)(29)は、「配信の時代のCDに、モノとしての価値を付加しようと考えた」と説明する。

 バンド名は、ジャズピアノの巨星、セロニアス・モンクにあやかった。荒田は「モンクの何ものにも迎合しない、とがった感じが大好き。僕たちもそうだから」と命名の理由を説明する。とがった4人が目指すのは世界の音楽舞台だ。

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