ゴーン被告逃亡事件、トルコで初公判

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3日、カルロス・ゴーン被告のレバノン逃亡事件に関連する裁判が開かれたトルコ・イスタンブールの裁判所(共同)

3日、カルロス・ゴーン被告のレバノン逃亡事件に関連する裁判が開かれたトルコ・イスタンブールの裁判所(共同)

 【カイロ=佐藤貴生】日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告の逃亡事件で、犯行を手助けしたとして起訴された7被告の初公判が3日、トルコ・イスタンブールの裁判所で行われた。被告は日本からイスタンブール経由でレバノンに逃亡しており、公判の行方は事件の全容を解明する上でもカギを握りそうだ。

 トルコ検察に起訴されたのは、運航会社「MNGジェット」の営業部長だったオカン・キョセメン被告とパイロット4人、客室乗務員2人の計7人。ゴーン被告を密航させたり犯罪を隠蔽(いんぺい)したりした罪に問われている。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)などによると、キョセメン被告はレバノンのブローカーから注文を受け、ゴーン被告らが乗った昨年12月末の関西空港発イスタンブール行きのジェット機の運航を手配したとされる。

 ゴーン被告を大型ケースに隠し、関空の保安検査場を通過させたとみられる元米特殊部隊員のマイケル・テイラー容疑者=米国で拘束=ら2人はその直前、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイから関空に着いたが、キョセメン被告はこの便も手配していた。

 同被告は事件前、総額3300万円相当をユーロや米ドルで受け取っていた。トルコ検察はゴーン被告側の謝礼だった可能性があるとみているもようだ。当局はジェット機運航の際、キョセメン被告やパイロットらが通話アプリ「ワッツアップ」で対話していた記録も入手しているという。

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