「助けて」SNSに次々と 家族・友人の訴えや被災画像も





土砂が流れ込んだ市街地を歩く人=4日午後、熊本県人吉市(宮崎瑞穂撮影)

 どうか助けて-。熊本県南部を襲った豪雨で4日、ツイッターなどの会員制交流サイト(SNS)には救助を求めたり、連絡の取れない家族や友人の無事を願ったりする書き込みがあふれた。家屋が水没して湖のようになった現地の写真や動画も相次いでアップされており、被害の甚大さが伝わってくる。

 「救助を待っています。生きたい」。被災者自身が深刻な状況を書き込んだとみられる。足元まで水が迫る動画には「室外機の上で、救助待ち」という短文が付いていた。

 「妹が水害に巻き込まれて屋根の上にいます。救助をお願いします」。この投稿は、住宅が水につかった画像とともに投稿された。

 2018年に起きた西日本豪雨の被災者という投稿者は「浸水していない地域も雨が収まった後に大規模な断水の可能性がある。可能な限りペットボトルに水を確保した方が良い」などと助言していた。



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