【パリ=三井美奈】ロイター通信は23日、フランス当局が第5世代(5G)移動通信システム参入を目指す国内通信各社に対し、中国の華為技術(ファーウェイ)製品を使用した場合、免許更新はできないと非公式通達したと報じた。
ロイターは、免許期間は最長8年のため、「2028年までに、5G網から華為を事実上排除することになる」と伝えた。
フランスで5Gの安全審査を行う情報機関トップは今月初めに仏紙で、通信各社に「華為使用を避けるよう促した」と述べていた。仏では5G整備にあたり、情報機関による安全審査を義務付けている。