22日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比165・44ドル高の2万7005・84ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスのワクチン開発の進展が引き続き期待され、買いが優勢となった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は25・77ポイント高の1万0706・13。
米製薬大手ファイザーとドイツのバイオテクノロジー企業ビオンテックが、共同開発しているワクチン候補を最大6億回分供給することで米政府と合意したと発表し、買いに弾みが付いた。ただ米中対立激化への懸念から、上値は重かった。
銘柄別では、ファイザーが大幅高となり、ファストフードのマクドナルドも買われた。金融のゴールドマン・サックスは下げが目立った。(共同)