三井住友、最終利益60%減 コロナで貸し倒れ費用増加

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 三井住友フィナンシャルグループが29日発表した令和2年4~6月期連結決算は、最終利益が前年同期比60・1%減の860億円となった。新型コロナウイルスの感染拡大により融資先企業の経営が悪化しており、貸し倒れに備えた与信費用が膨らみ、利益を押し下げた。

 与信費用は1148億円で3倍に増加した。年間では4500億円を見込んでいる。ただ新型コロナの収益への影響は「想定の範囲内だ」としており、年間の最終利益予想は43・2%減の4千億円を維持した。

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