リニア静岡工区で県の専門部会、JR東海や国会議へ反発相次ぐ

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7カ月ぶりに開かれた県のリニア専門部会合同会議 =7月31日、県庁(田中万紀撮影)

7カ月ぶりに開かれた県のリニア専門部会合同会議 =7月31日、県庁(田中万紀撮影)

 リニア中央新幹線工事に伴う大井川の水資源など環境への影響を検証する静岡県の専門部会が31日に開かれ、国土交通省の有識者会議での議論を踏まえて専門家の委員が意見を交換した。委員からは、JR東海が国の有識者会議に提出した水解析の計算方法の精度が高くないとの指摘をはじめ、有識者会議の福岡捷二座長(中央大研究開発機構教授)が工事による大井川中下流域の水資源への影響は軽微だとの認識を示したことへの異論が相次いだ。

 静岡県はこの日の会議で出された委員からの指摘を整理して国交省に文書で提出することや、生物多様性の観点からの問題点を環境省に照会することを検討している。

 福岡氏は16日、中下流域の水資源への影響は軽微だとして有識者会議の「方向性が見えてきた」と発言し、同県の川勝平太知事が21日に「現時点で方向性を出すのは乱暴だ」と批判していた。

 リニアの東京・品川-名古屋間は、同県の同意が得られていないことで、令和9年の開業予定の実現が難しくなっている。

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