【米大統領選】ルポ・白人高齢者層の投票行動に注目 トランプ氏から支持離れも





米東部ペンシルベニア州に住むバーバラ・スミスさんは4年前の大統領選でトランプ氏に投票したが、新型コロナウイルスをめぐる対応に失望し、同氏の支持者をやめた=7月28日(上塚真由撮影)

 11月の米大統領選に向けて、新型コロナウイルスで健康を脅かされる高齢者の投票行動が注目されている。特に白人高齢者は2016年の前回大統領選でトランプ大統領(74)の勝利を支えたとされるが、感染拡大が収まらない中、一部で支持離れも見られる。激戦州の一つ、東部ペンシルベニア州で有権者の声を聞いた。(ペンシルベニア州ノーサンプトン郡 上塚真由)

 かつてセメント産業で栄えたノーサンプトン郡。16年、トランプ氏の同州での勝利を後押しした白人高齢者層からも、支持離れの声は聞かれた。

 スーパーでの買い物帰りの白人女性、バーバラ・スミスさん(76)は4年前、民主党候補だったクリントン元国務長官を嫌い、トランプ氏を選んだ。しかし、今回は同党のバイデン前副大統領に投票する。

 スミスさんはぜんそくの持病を持つ。新型コロナの治療法として「殺菌剤投与」を口にしたトランプ氏に対し「科学を無視し、いい加減な発言ばかり。トランプ氏が大統領でなければ、ここまで感染が広がらなかった」と憤り、「感染すれば私だって命が危ない。トランプ氏にあと4年間も任せられない」と語った。

 ただ、岩盤支持層は揺らいでいないようだ。同郡の飲食店の前で出会った白人女性、シェリン・ジートさん(65)は「トランプ氏は最高の指導者だ」と話した。自身は新型コロナの影響で解雇されたが「トランプ氏は中国が世界に感染を拡大させた責任を追及し、できる限りのことをしている」と忠誠心をみせた。

 保守志向の強い白人高齢者層は共和党候補に傾く傾向があるが、今回は逆転現象が起きている。7月の米キニピアック大の全米調査によると65歳以上の支持率は、民主党のバイデン前副大統領(77)がトランプ氏を14ポイントもリードする。

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