「NYTデジタルハブ、言論の自由を比較して日本でなく韓国選んだ」(2)

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--NYTのデジタル戦略は大きな含意がある。

「2008年金融危機以降、広告売上がガクンと落ちた。BuzzFeed(バズフィード)のような新たな競争者も現れた。その上、Google(グーグル)やFacebook(フェイスブック)などITプラットフォームがわれわれのコンテンツを持っていって利潤を出すのを見て決断した。紙新聞、すなわちレガシー(legacy)メディアは相変らずわれわれには大切だが、未来はデジタルだ。革新は苦しかったが、私たちは耐え抜いた」

--韓国はデジタル有料購読システム体制の構築が難しい。

「NYTも初めは1カ月に20件だけ無料にして、それを超える記事は有料にしていく漸進的方式を選んだ。そうするうちに有料購読者がジャンプする瞬間がやってきた。2025年までに有料購読者1000万の達成を目標としているが、CEO(最高経営責任者)に新たに就任したMeredith Kopit Levien氏はさらに高い目標を掲げているようだ」

--ジャンプに必要なものは何か。

「3つの灯台だ。第1の灯台は『ジャーナリズム』だ。いくら華やかなデジタルコンテンツだとしても、記事が良くなければ読者をつかむことはできない。ジャーナリズムと取材陣のための果敢な投資は基本中の基本だ。NYTでは人員が最も多く働くところが編集局だ。第2は『読者』だ。紙新聞とは違い、デジタルでは読者を絶えず研究しなければならない。第3はジャーナリズムを読者に運ぶ『技術』だ。エンジニアの雇用にNYTが注力している理由だ」

--KJDが創刊20周年を迎えた。

「中央日報との協力はNYT国際部門の最も成功的なケースの一つであり、KJDとNYTの合作はその生きた証拠だ。中央日報がデジタル分野で〔NAVER(ネイバー)〕購読者が500万に近いと聞いた。今後もデジタル分野でさまざまな協力をしていきたい。韓国の優れた女性人材活用方案でも、気候変化問題などと関連したコンテンツ交流をしてみたい」

「NYTデジタルハブ、言論の自由を比較して日本でなく韓国選んだ」(1)

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