三重県では11日、新たに4人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。
感染が確認されたのは、鈴鹿市や四日市などに住む30代から70代の男女4人です。
このうち、いなべ総合病院の非常勤の70代男性医師は、11月5日から微熱などの症状が出ていて、県内の医療機関でPCR検査を受けて、11日陽性が判明しました。
男性医師は10月末に、岐阜県や長野県を訪問したほか、11月に入ってからは名古屋市の繁華街にある飲食店を訪れていて、その後友人と岐阜県や愛知県を訪問していました。
また、発熱があった9日と10日も出勤していて、健康診断の業務を担当していましたが、病院のスタッフなどに濃厚接触者はいないということです。
県によりますと病院は12日から健康診断の業務を休止するということで、県は他にも接触者がいないか調査を続けています。
また四日市市の会社員の30代男性は、11月9日に高熱が出たため病院へ行きましたが、PCR検査は実施されず、その後自ら保健所へ連絡して別の病院で検査を受けた結果、10日に陽性が判明しました。
ほかにも、鈴鹿市内で親族同士の食事会に参加した40代女性の感染も新たにわかり、このクラスターの感染者は22人になりました。
三重県内の感染者数は595人となりました。