カシミール地方で砲撃戦、印パ双方で13人死亡 民間人も犠牲に

[ad_1]

カシミール地方で砲撃戦、印パ双方で13人死亡 民間人も犠牲に

【AFP=時事】インドとパキスタンが領有権を争うカシミール(Kashmir)地方の国境地帯で13日、両国軍が過去1年で最大となる砲撃戦を繰り広げ、双方で13人以上が死亡、数十人が負傷した。当局が明らかにした。

【図解】カシミール地方の実効支配線と各国の実効支配地域

 戦闘が起きたのは13日午前。双方は「正当な理由のない」攻撃を仕掛けたとして互いを非難している。住民によると、砲撃は夜になっても続いた。

 インド支配地域の多くの住民は、停戦ライン「実効支配線」から避難を余儀なくされた。一方でパキスタン当局は、同国の支配地域側でインドの砲撃により多数の民家が焼けたと明らかにした。

 インドの軍と警察によると、兵士4人と8歳の少年1人を含む民間人4人、計8人が死亡。また、治安部隊や民間人少なくとも12人が負傷した。

 一方、カシミール地方のパキスタン支配地域のトップを務めるラジャ・ファルーク・ハイデル(Raja Farooq Haider)氏は、激しい砲撃により5人が死亡し、31人が負傷したと明らかにした。パキスタン軍は、死者のうち1人が同軍の兵士だったと認めている。

 インドの当局者らは、実効支配線の北端で戦闘員らがインド側の支配地域に侵入しようとした際に戦闘が激化したと述べている。

 実効支配線ではこの5日前、銃撃戦によりインド兵3人と戦闘員3人が死亡したばかりで、緊張はさらに高まっている。 

 カシミール地方は、1947年にインドとパキスタンが対立して分離独立して以来、両国間で分割されてきた。同地方は以降、勃発した3回の印パ戦争のうち二つの原因となった。両国は、実効支配線を越えてたびたび砲撃戦を繰り広げ、常に互いを非難している。 【翻訳編集】 AFPBB News

[ad_2]

Source link