
【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは11日、トランプ大統領がバイデン次期大統領が勝利した大統領選の結果を覆すため選挙不正疑惑を捜査する特別検察官の任命を模索していると報じた。連邦最高裁が11日、訴訟を退けたことで法廷闘争による逆転の道はほぼ消滅したが、依然として別の方法を探っているもようだ。
トランプ氏は11日、SNSで「最高裁には本当に失望した。知恵も勇気もない」と反発した。「不正選挙だ。戦い続ける」とも強調し、敗北を受け入れない姿勢を重ねて示した。
特別検察官について、トランプ氏はバイデン氏の次男の捜査も任せたいと考えているという。