サムスン「Galaxy」、10年連続で韓国100大ブランドのトップ


サムスン電子の「Galaxy Note20 Ultra」[写真 サムスン電子]
サムスン電子の「Galaxy Note20 Ultra」[写真 サムスン電子]

サムスンの「Galaxy(ギャラクシー)」が10年連続で韓国100大ブランドのトップを占めた。

ブランド価値評価企業「ブランドストック」は2020年大韓民国100大ブランドでサムスン電子のスマートフォンブランドであるサムスンのGalaxyがブランド価値評価指数であるBSTI(Brand Stock Top Index)で935.9点を得て1位となったと発表した。Galaxyは10年連続で韓国市場1位の座を守っている。

今年1年間、新型肺炎の影響でいつにもましてブランドのランキング変動の悲喜が明らかに分かれた。非対面ブランド「ネイバー(NAVER)」は昨年9位から4位に上昇した。「グーグル」もユーチューブの活性化、検索量の増加で関連広告の売り上げが30%以上増加し、トップ10ブランド入りを果たした。利用時間史上最高を記録した「カカオトーク」は2位にのぼり、Galaxyの対抗馬に浮上した。

「Gマーケット(Gmarket)」(11位)をはじめ、「11st」(18位)、「クーパン (Coupang)」(24位)、「オークション」(26位)など電子商取引ブランドが上昇の勢いを見せた。特に、その間中下位圏に留まっていたクーパンは30ランクも上昇して24位となった。

反面、新型肺炎の影響を受けた航空と旅行ブランドは下落傾向を免れなかった。昨年総合ランキング5位だった「仁川(インチョン)空港」は利用客急減で7ランク下落して12位に落ち、「大韓航空」と「アシアナ航空」もそれぞれ46位と74位に墜落した。旅行会社1位ブランド「ハナツアー」も昨年より17ランク下落して36位に落ちた。昨年全体2位だった「イーマート」は6位に落ちた。

ロッテグループの流通ブランドも大勢下落した。「ロッテハイマート」が15位に下落し、「ロッテマート」(13位→31位)、「ロッテ百貨店」(23位→51位)、「ロッテスーパー」(71位→80位)などがいっせいに下落した。「ホームプラス」は100位入りを果たせなかった。

社会的距離の確保によって人々が自宅に留まり、「サムスンの無風エアコン」(13位)、「LGフィセン」(14位)、「サムスンの量子ドットテレビ」(23位)、「ボディフレンド」(29位)など生活家電ブランドも上昇の勢いに乗った。今年新たにランクインしたブランドは「ユーチューブ」(44位)、「SSGドットコム」(64位)、「新韓(シンハン)金融投資」(89位)、「GS25」(90位)、「ウィニア」(91位)、「BMW」(95位)、「Cass」(96位)、「KB証券」(99位)、「マクドナルド」(100位)など計9個だ。

大韓民国100大ブランドはBSTI点数が高いブランドを上位100位まで選んで発表するブランド価値評価認証制度だ。今年は230部門で代表ブランド1000個余りを対象にブランドストック証券取引所の模擬株式取り引きを通じて形成されたブランド株価指数(70%)と定期消費者調査指数(30%)を足した評価モデルで点数を算定した。満点は1000点だ。



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