現代車92%増、起亜142%増の営業利益…コロナ乗り越え1-3月期アーニングサプライズ

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現代自動車と起亜が新型コロナ事態の中でも、新車の国内外販売好調で好業績を出した。写真は両社が今年発表した新車。左からスタリア、K8、G80電気自動車、アイオニック5、サンタクルーズ、EV6。 [写真 現代車・起亜]
現代自動車と起亜が新型コロナ事態の中でも、新車の国内外販売好調で好業績を出した。写真は両社が今年発表した新車。左からスタリア、K8、G80電気自動車、アイオニック5、サンタクルーズ、EV6。 [写真 現代車・起亜]

現代自動車と起亜の1-3月期の業績が「アーニングサプライズ」となった。しかし車載用半導体の不足で4-6月期の業績見通しは不透明だ。

現代車は22日、今年1-3月期の売上高を27兆3900億ウォン(約2兆6400億円)、営業利益を1兆6600億ウォンと公示した。この日、起亜も同期の売上高を16兆5800億ウォン、営業利益を1兆760億ウォンと明らかにした。売上高は前年同期比で現代車が8.2%増、起亜が13.8%増、営業利益はそれぞれ91.8%増、142.2%増となった。新型コロナ事態の中での大幅増加だ。業績発表直後の企業説明会(IR)でイ・チョルゴン現代車IRチーム長(常務)は「新型コロナ拡大で前年同期が不振だった点、主要国での最近の販売回復などで売上高、営業利益がともに増加した」と説明した。

現代車は1-3月期、グローバル市場で100万281台を販売した。これは前年同期比10.7%増。特にジェネシスのの輸出が1万1345台と、前年同期(3006台)比300%近く増えた。韓国国内市場ではツーソン、GV70など新車の販売好調で、同比16.6%増の18万5413台を販売した。

起亜は高収益のRVモデルとソレント、カーニバル、K5など新車を中心に国内外で販売が増加した。国内販売は13万75台、海外販売は55万9915台と、前年同期比でそれぞれ11.4%増、5.3%増だった。

地域別には現代車・起亜ともに米国市場で四半期の最多販売台数となった。ジェネシスの今年1-3月期の米国市場販売台数(8222台)は前年同期(3955台)比で倍以上に増えた。最近、現地販売を始めたSUV「GV80」(4431台)の影響が大きい。現代車の大型SUV「パリセード」と小型SUV「コナ」は先月、米国でそれぞれ月別最多販売となった。

起亜も米国で大型SUV「テルライド」を1-3月期に月間6000台以上販売するなど業績改善が傾向的に表れた。

アーニングサプライズとなった1-3月期とは違い、両社の4-6月期の業績は車載用半導体不足の影響が避けられない見通しだ。工場の稼働に支障が出て、販売台数目標の達成が難しい状況を迎えている。現代車のソ・ガンヒョン財経本部長(副社長)は「米テキサスの寒波、日本ルネサス工場の火災などで半導体不足が予想より長引く状況」とし「5月にも4月以上の生産支障が発生する可能性が高い」と話した。今後の半導体事態の対応策として、現代車は年間発注を通じた先制的な在庫確保、柔軟な生産計画調整などを提示した。

ただ、半導体不足現象は世界自動車産業の問題であり、今後の需給状況によって改善される余地が十分にある。起亜のチョン・ソングクIR担当(常務)は「半導体不足は5月が最も深刻になるだろう」とし「TSMCが7-9月期からは自動車用半導体の生産量を大きく増やすとみられる」と明らかにした。半導体不足は徐々に解消されるということだ。新韓金融投資のチョン・ヨンジン首席研究員は「昨年、新型コロナ感染が拡大した当時のように、上半期の販売減少分は下半期の新車需要に繰り越される可能性が高い」という見方を示した。

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