韓国GM、検察の社長出国停止に遺憾表明

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米ゼネラルモーターズ(GM)がカハー・カゼム韓国GM社長に対する検察の出国停止措置に強い遺憾を表し、法的対応方針を明らかにした。韓国GMは10日、「検察の新たな出国停止は裁判所の決定を無効にし、毀損する行為」とし「裁判所の決定を尊重するために必ず(検察の出国停止は)見直され、撤回されなければいけない」と主張した。

カゼム社長は勤労者を不法に派遣した疑いで検察の捜査を受けた昨年7月から出国停止となった。その後、韓国GMは出国停止期間が長引くと訴訟を起こし、先月23日にソウル行政裁で勝訴した。しかし仁川(インチョン)地検は先月30日、「カゼム社長に対する出国停止処分が維持されてこそ控訴が可能」とし、また出国停止措置を取った。

カゼム社長をはじめ韓国GM経営陣は派遣法違反の疑いで在宅起訴され、現在1審の裁判中だ。韓国GM経営陣5人と協力会社運営者23人の計28人は昨年7月、下請け会社の職員約1800人を元請け(韓国GM)に不法派遣した疑いで起訴された。仁川地検によると、下請け会社の勤労者は韓国GM工場で車体製作、塗装、組み立てなど生産工程を担当した。裁判所が有罪判決を出す場合、最大懲役3年の実刑も可能だ。検察関係者は「裁判上の必要のため公訴維持レベルで昨年7月にカゼム社長に対して出国禁止を申請した」と明らかにした。

法曹界では、輸入車最高経営陣の相次ぐ逃走事態が検察の判断に影響を与えたとみている。昨年、ベンツコリアの当時のディミトリス・シラキス社長が検察の捜査を受けている途中、米国に出国し、韓国に戻らなかった。シラキス社長は2020年5月、環境部がベンツを排ガス不正の疑いで検察に告発した直後、米国出張を選択した。検察はこのため取り調べもできなかった。元検察のある弁護士は「検察はまだベンツに対する捜査を終結していない。シラキス社長の入国を説得しているため」と話した。

ベンツに先立ち排ガス不正容疑で起訴されたアウディ・フォルクスワーゲンコリアのヨハネス・タモ元総括社長も韓国の法廷に立たなかった。タモ元社長は本国のドイツに帰った後、健康上の理由で入国を拒否している。また菊池毅彦元韓国日産社長も日本に出国し、起訴中止処分となった。

自動車業界では大宇自動車が前身の韓国GMと輸入車は異なるのではというという反論もある。GMは仁川市富平(プピョン)に組み立て工場とデザインセンターを、保寧(ポリョン)・昌原(チャンウォン)に部品工場を置いている。またカゼム社長は先月初め、裁判所の出国停止効力が中断した直後、米国本社に出国したが、数日後に韓国に戻った。この日、韓国GMは「裁判所の判断が出た事案について事実上また同じ訴訟を繰り返す行為は国家資源の浪費であり、外国人投資企業が韓国司法制度の公正性に抱く信頼を毀損する措置」と主張した。

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