“I’ll be back.” 安倍元首相が戻ってくるかもしれない。最近持病を新薬で治療し、連日精力的に活動しているという。度重なる緊急事態宣言と東京五輪の問題で菅首相は疲弊している。再登板を求める声も徐々に強まり始めた。安倍元首相本人は総裁選で菅首相が勝つべきとしているが、韓国の愛国日報が安倍元首相を恐れているのは火を見るより明らかだ。
【グローバルアイ】安倍氏が戻ってくる?
5/7(金) 13:45配信 中央日報日本語版
「新しい薬を使ったら、(治療が)大変うまくいった」
先月27日、安倍晋三前首相があるYouTubeチャネルに出演して話した言葉だ。持病の潰瘍性大腸炎で首相職から退いたのが昨年9月だが、新薬を使って回復したということだ。
昨年末、日本経済界のある重鎮は記者に安倍氏と撮影した写真を一枚見せてくれた。ゴルフ場で取った写真だったが、安倍氏はゴルフクラブを手にしゃがんで座り、明るく笑っていた。時間を選ばず下痢に苦しめられるという潰瘍性大腸炎を病んだ人がしゃがんで座っている? この重鎮は「安倍氏はとても元気に過ごしている」と話した。
最近、安倍氏の政治活動が日増しに活発になっている。各種政治行事はもちろんのこと、YouTubeや放送にも出演して発言回数を増やしている。憲法改正推進本部最高顧問、東京オリンピック(五輪)組織委の名誉最高顧問、自民党「保守団結の会」顧問などとして活動し、職責も一つや二つではない。
先月からは自民党内当選3回未満の若手議員に対して「選挙で勝つ方法」に対しても講演を始めたという。安倍氏は2012年衆議院選挙で119人の新人国会議員を当選させたことがある。安倍氏の傘下で3回連続当選に成功した「安倍キッズ」たちは厳しい選挙を経験したことがない。彼らにとっては在任中6回の選挙をすべて圧勝に導いた安倍氏は「カリスマ講師」同然だ。
反面、菅首相にはそのような「オーラ(Oura)」がない。4月の再・補選で「自民党王国」と呼ばれる広島ですら惨敗し、菅首相の支持グループからも不協和音が出てき始めた。
国民世論も冷たくなった。国民47%が菅政権を支持するが、次も菅氏が首相をするよう望んでいるのはせいぜい4%だ(4月26日、日経世論調査)。コロナ状況は改善されなかったが、IOC(国際オリンピック委員会)の言いなりになっているような印象を与えているのも不満だ。保守政権に最も批判的な東京新聞さえ、1年前に安倍首相はIOCを説得して「五輪1年延期」決定を引き出したが、なぜわれわれは安倍時代を懐かしがることになったのか、と嘆く始末だ。
安倍氏の「再々登板説」が登場するのは偶然でない。党内最大派閥である細田派に復帰すれば、安倍氏が再び首相になるというシナリオに可能性がないわけでもない。
これを意識してかどうかは分からないが、安倍氏は「次の総裁選挙では当然、菅首相が再選されるべきだ」としながら、自身の復帰の可能性を一蹴した。ところが菅氏で“交通整理”までして、改めて安倍氏の影響力を再確認する格好になった。「再々登板」が現実にならなくても、安倍氏の陰は今後も長く濃く残ることは違いなさそうだ。
菅首相は疲れ切っている…助けられるのは安倍元首相だけ
菅内閣の支持率が4割を切ったそうだ。長く続くコロナ対策で日本国民は疲れ切っていて、かと言って野党にも期待できる状況はない。当然だ。誰がタダチーニ枝野なんかに政権を任せようと思うのか。そこで登場が期待されるのは岸田氏でも石破でもなく、やはり安倍元首相だという。本人は義理人情から固辞しているようだが、そうであれば義理人情でもう一度という展開も考えられなくはない。
菅おろしをできるのはあの人だけ 内閣支持率が危険水域に入った菅首相はコロナ政局を生き残れるのか
5/12(水) 11:51配信 FNNプライムオンライン
支持率が4割を切ると政権は危険水域
しばらく「低め安定」だった菅内閣の支持率が再び下落した。先週末にはNHK、TBS、読売新聞が世論調査を行ったのだが、特にNHKは4割を切って35%となり、2020年9月の内閣発足以来最低となった。支持率が4割を切るとその政権は危ない。
菅内閣が不人気の理由はコロナ対策に対する国民の不満である。飲み屋で一人で黙って飲むのもダメとか、公園に入るなとか、寄席が閉まって、やっと開いたと思ったら映画館はなぜか閉まったままとか。僕も政府の対応に相当ムカついている。「菅政権はレームダック」という声も聞かれるほどである。菅さんはおろされないのだろうか。
菅おろしをできるのはあの人だけ
しかし野党第一党、立憲民主党の枝野代表は10日、「現状では内閣不信任決議案は提出できない」と明言した。会期を1カ月も残してるのにまた随分早いなと思ったが、今はコロナに専念すべきという建前は置いといて、政党支持率が自民35%-立民5%では解散総選挙になっても勝負にならないだろう。
枝野氏は以前の会見で菅首相に退陣を求め、だが解散総選挙はせずに立憲民主党を少数与党とする枝野内閣を立ち上げたいという意味不明のことを主張していたが、議院内閣制の民主国家でそんなことあり得ないよ!政権は国民が選挙で選ぶものだ。枝野さんが勝手に決めてはいけません。
ということで野党による菅おろしはどうやら無理なようだ。では自民党内ではどうだろう。確かに党内にも菅首相のやり方に不満を持つ人たちは沢山いる。だが菅氏をおろして岸田、河野、小泉、あるいは石破の各氏に差し替えようという動きはほぼ皆無である。
党内で唯一、菅さんをおろせるとしたら安倍前首相しかいないだろう。安倍再登板である。ただ安倍さんは菅さんをおろさない。麻生さんあたりが「安倍ちゃん、もう一回やってみねえか」と言うかもしれないが安倍さんは固辞すると思う。これはまあ義理と人情の世界である。
つまり菅さんをおろす人は与野党どこにもいない。
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何より韓国に厳しい姿勢を見せられるのは安倍元首相だ。菅首相も悪くはないが、韓国国家情報院のトップとコソコソ会ったりLINEをワクチン予約システムに使うと言ったりどこか頼りない。持つべき物を持たずに首相になったから操り人形になるリスクを排除できない。であれば、最初から持っている安倍元首相に任せるべきだ。安倍元首相がもしも再登板するならば、三度目の正直で今度こそ成功できるだろう。仏の顔も三度まで、とも言える。韓国は覚悟せよ。