JR札幌駅発着の全列車が終日運休し、乗客の姿がない改札周辺(7日午前8時24分、JR札幌駅で)=松本拓也撮影
札幌市などが記録的な大雪に見舞われた影響で、JR札幌駅に発着する全ての列車が7日始発から終日運休となった。除雪が間に合わないためで、復旧のめどは立っていない。
JR北海道によると、午前10時20分現在、新千歳空港と札幌などを結ぶ快速や、特急など計704本の運休が決まった。札幌駅では、駅員がビジネスマンや旅行客らの対応に追われた。愛知県から家族3人で旅行に来た男性(51)は「帰る予定だったが、空港に行けない。飛行機を変更しなければ」と戸惑っていた。
札幌管区気象台によると、7日午前9時現在の札幌市中央区の積雪は118センチで、平年の約1・7倍になっている。