「いま私を殺して!」ロシア軍のウクライナ産科病院爆撃で胎児を殺された絶望の母親も死亡

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「いま私を殺して!」ロシア軍のウクライナ産科病院爆撃で胎児を殺された絶望の母親も死亡

攻撃を受けたウクライナ・マリウポリの小児・産婦人科病院(AP)

 母親はそう叫び、この世を見ることなく逝った胎児とともに黄泉の国へと旅立った。

【写真】在日ウクライナ大使館が公開したロシア軍の侵攻計画書

 ロシアはウクライナ侵略から17日目の9日、マリウポリの産科・小児科病棟を爆撃。その際に負傷した母親と、生まれる直前だった赤ちゃんが、ともに死亡した。AP通信が14日までに報じた。

 母親は骨盤が粉砕された状態で、帝王切開で救命を試みたが、胎児は死亡。救急医療チームによれば、その事実を知った母親は「いま私を殺して!」と叫んだという。母親も30分以上にわたる蘇生措置の甲斐なく、落命。2人の遺体は夫が引き取ったため、共同墓地に埋葬されることはなかった。

 この爆撃では、6歳の少女を含む5人が死亡し、少なくとも17人が負傷。ロシア政府は「患者はいなかった。病院は長年、ウクライナ軍の極右のネオナチ部隊に占拠されていた」としたが、AP通信は「われわれは侵略当初からマリウポリで取材し、産科・小児科病棟爆撃の直後も最初に報道。血まみれの妊婦が運び出され、救急隊が叫び、子供らが泣く様を伝えてきた」と反論した。

 同通信は、くだんの母親が、血だらけの下腹部で担架に乗せられ、運び出される写真と映像も配信。世界中に衝撃を与えた。

 ウクライナ政府の発表によれば、物流の要である港湾都市マリウポリは、既にロシア軍に包囲されている。両軍が合意したはずの一般市民を避難させる“人道回廊”は、ロシア軍の度重なる攻撃によって機能せず、これまでに1500人以上の民間人が死亡した。(写真はAP)

中日スポーツ

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