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林外相がヨーロッパ訪問中に、国会出席のため一度日本に帰国する予定であることについて、元外相の河野自民党広報本部長は、31日、ツイッターに「ヨーロッパでの外交の機会が失われ、国益を著しく損なうことになるのではないかと心配」と投稿した。
林外相は新型コロナウイルスの濃厚接触者に認定された古川法相の代わりに1日からポーランドを訪問する方向。
その後、衆議院の外務委員会に出席するため5日に一度日本に帰国し、6日にはNATO=北大西洋条約機構外相会合に出席するためベルギーを訪問する。
この日程について、河野本部長は、「このウクライナ危機の中で、外相が飛行機の中に何時間もいることになり、外相は疲弊し、ヨーロッパでの外交の機会が失われ、国益を著しく損なうことになるのではないかと心配」と指摘した。
また、「外相会合そのものより、その場に集まった他国の外相と傍で話をしたり、情報交換することが大事。そこで色々な物事が動くのにそこに日本の外相がいないのは痛い」と投稿した。
その上で、河野本部長はツイッター上で、立憲民主党の泉代表や、日本維新の会の馬場共同代表らに対し、対応を呼びかけた。
政治部