元KAT-TUNの中丸雄一が、2025年12月3日放送の『5時に夢中!』（TOKYO MX）に生出演した際、「日常生活の中で口が悪くなる瞬間」について語った内容が、インターネット上で大きな波紋を呼んでいます。真面目で誠実なイメージを長年築いてきた彼が、新たな方向性を模索する中で発した言葉は、世間の注目を集めています。
元KAT-TUNの中丸雄一
生放送での「ババア」発言が物議を醸す
番組内で「日常生活で口が悪くなる瞬間」というテーマが議論される中、中丸雄一氏は運転中のエピソードを披露しました。「車運転してる時とかは、実際言ってはないと思いますけど、ここまで来ますよね」と喉を指しながら語り、何が来るのかと問われると「言ってはないですけど、このババアとか」と具体的な言葉を挙げました。さらに「危ない運転してる車をチラっと見たら、あ、ババアだなって時はある」と続け、スタジオ内では笑いが起きていたと報じられています。しかし、放送後、SNS上では「車の中ならまだしも、テレビで言ったらアウトじゃない?」「ひたすら残念な発言」「ぶっちゃけキャラに路線変更したのかな」といった厳しい意見が殺到。これまでの優等生キャラクターとのギャップや言葉遣いに対する違和感を指摘する声が多数上がっています。
芸能活動自粛から復帰、模索する新境地
中丸雄一氏は2024年1月、元日本テレビアナウンサーの笹崎里菜氏と結婚し、“シューイチ婚”として注目を集めました。しかし、それからわずか半年後の同年8月には、週刊誌による女子大学生とのホテル密会、いわゆる“アパ不倫”疑惑が報じられ、長年培ってきた真面目なイメージは崩壊。報道後にはレギュラー番組の降板や休止が相次ぎ、芸能活動を一時自粛する事態に陥りました。約3か月の活動自粛期間を経て、2025年1月3日には活動再開が発表されましたが、以前のような優等生キャラクターは難しい状況にあり、彼は新たな方向性を模索していると見られています。実際、11月25日放送のABCテレビ『相席食堂』では、オープニングから首から下が砂浜に埋まった状態で登場。MCの千鳥からスキャンダルを絡めて「覚悟が見えます」などといじられながら、体当たりロケで再出発を図る姿が話題となりました。
新キャラ路線変更か、それとも炎上か？ 中丸雄一の今後
今回の「ババア」発言は、復帰に向けてなりふり構わない姿勢を見せる中丸雄一氏が、毒舌タレントとして再起を図ろうとした結果、空回りしたものなのかもしれません。かつての優等生イメージを脱却し、より本音で語るキャラクターへと路線変更を試みているようにも見えます。しかし、その試みが世間の視線を笑いに変えられるのか、それとも火に油を注ぐことになり、さらなる炎上を招いてしまうのかは不透明です。芸能界復帰後の道のりは決して平坦ではなく、中丸雄一氏の真価が問われる局面は今後も続きそうです。彼のキャリアにおけるこの新たな挑戦が、吉と出るか凶と出るか、注目が集まります。
