
提供:ウェザーニュース
今週末からゴールデンウィーク(GW)が始まります。ウェザーニュースは4月29日(金)~5月8日(日)の天気予報を発表しました。
今年の大型連休は短い周期で低気圧や気圧の谷が通過しやすくなります。晴天が長く続かない傾向で、広範囲でまとまった雨が降る可能性もあります。気温は平年並みかやや高めで推移する見通しです。
天気・気温の傾向
4月下旬から5月上旬にかけては、日本の東の太平洋上で平年よりも高気圧が強まる傾向が予測されていて、日本列島には南から暖かく湿った空気が流れ込みやすい状況が続くとみられます。
この湿った空気の影響で雨の降る日がある予想です。広範囲でまとまった雨となる可能性もあります。また、晴れる日でも天気の変わりやすい山や川などでレジャーを予定をされている場合は、落雷や鉄砲水などに備えて天気予報をよく確認するようにしてください。
また、GW序盤から中盤は北日本を中心に冷たい空気が流れ込みやすく、西日本や東日本でも極端な高温にはならないとみられます。GW終盤は南から暖かな空気が流れ込んで、晴れると30℃近い暑さとなる可能性があります。帽子やこまめな水分補給などで暑さ対策・紫外線対策を行うと良さそうです。この時期は例年、朝晩と昼間の寒暖差が大きくなります。体調を崩しやすくなるため、お出かけの際は羽織る物を準備しておくことをおすすめします。
北日本
北日本は傘の出番が多くなりそうです。5月1日(日)~2日(月)と、4日(水)~5日(木)にかけて、寒気を伴った気圧の谷の影響で、雨が降りやすい予想です。また、GW前半から半ばにかけて冷たい空気が流れ込みやすく、気温は平年並みかやや低めの見込みです。
北海道では道南や札幌市内などでGW期間中に満開の桜を楽しむことができそうです。道央・道北・道東でもGW後半に見頃を迎える所が多そうです。
東日本
東日本では4月29日(金)頃と5月1日(日)頃に低気圧の影響で雨の降るところが多い予想です。期間の終盤は晴れる日もある予想ですが、湿った空気の影響を受けて曇りや雨になる可能性もあります。
大型連休前の高温傾向はいったん落ち着く予想ですが、昼間は蒸し暑く感じる日がありそうです。