米戦争研究所、ウクライナへのミサイル攻撃とクリミア大橋爆発に関連性なし

[ad_1]

米戦争研究所は「ウクライナのエネルギーインフラに対する攻撃は誰が総司令官に任命されていても実行されていた」と発表、因みにクリミア大橋の通行が禁止されているトラックのフェリー輸送は900台待ちで、乗船するに3日~4日かかるらしい。

爆発がなくても攻撃計画は実施されていた可能性が高く、その際の攻撃理由は「編入されたロシア領に対する攻撃への報復」になっていただけ

ウクライナ政府高官はCNNに「クリミア大橋で発生した爆発にはSBUが関与していた」と明かしたため、ロシア軍の大規模なエネルギーインフラに対する攻撃は当初「クリミア大橋爆発への報復」「特別軍事作戦の総司令官に任命されたスロビキン上級大将がシリアでの経験を基づき立案した」と指摘されていた。

米戦争研究所、ウクライナへのミサイル攻撃とクリミア大橋爆発に関連性なし

出典:Telegram

しかし米戦争研究所は「誰が総司令官に任命されても攻撃は実行されていた。これだけ大規模で調整された攻撃を就任直後のスロビキン上級大将が企画するのは不可能」と結論づけている。

米戦争研究所は「根本的にウクライナとシリアの戦場環境は異なっており、制空権の確保に失敗したロシア軍はミサイル攻撃に頼るしかなく、誰が総司令官に任命されていてもロシア軍の基本的な戦術に変化をもたらす可能性は低い」と指摘、さらにウクライナの諜報機関も「エネルギーインフラへの大規模攻撃は10月2日までに計画が完成していた」と報告しており、スロビキン上級大将が計画の立案に関与していないは確実だと指摘。

つまりクリミア大橋での爆発は「エネルギーインフラに対する攻撃計画」を発動するタイミングに影響を与えたかもしれないが、爆発がなくても攻撃計画は実施されていた可能性が高く、その際の攻撃理由は「編入されたロシア領に対する攻撃への報復」になっていただけという意味だ。

因みに鉄道と車輌のクリミア大橋通行は再開されているが、車輌通行が許可されているのは乗用車とバスのみで、爆発を引き起こしたトラックはケルチとチュシカを結ぶフェリー輸送しか利用できず、現在900台のトラックが乗船待ちのため長い列を作っており、トラックがクリミア行きのフェリーに乗船するためには3日~4日かかると報告されている。

間もなく崩壊したクリミア大橋の道路橋は完全に復旧する見込みだが、爆薬を大量に積み込むことができるトラックの通行が再開されるかは微妙で「民需物資の輸送制限」は今後も続く可能性が高い。

鉄道輸送に依存するロシア軍、クリミア大橋の損傷がもたらす影響
ウクライナが破壊を再三予告していたクリミア大橋で爆発が発生

 

※アイキャッチ画像の出典:Mil.ru/CC BY 4.0

[ad_2]

Source link