ロシアがイランから弾道ミサイルを調達、ウクライナから明かりと暖房を奪う

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ワシントン・ポスト紙は16日「イランが2種類の弾道ミサイル(Fateh-110とZolfaghar)をロシアに提供する準備を進めている」と報じており、ロシアは冬を迎えるウクライナのインフラを繰り返し破壊して「明かり」と「暖房」を奪うつもりだ。

NASAMSやIRIS-TSLでイランの弾道ミサイルを迎撃できるのか非常に怪しい

イランはロシアの要請に応じて精密誘導兵器を最大4発搭載できるUCAV「Mohajer-6」と徘徊型弾薬「Shahed-136」を提供、既に両機の残骸が見つかっているにも関わらず「ウクライナで使用される如何なる武器も提供しておらず、今後も提供するつもりはない」とイランのアミラブドラヒアン外相は述べているが、ワシントン・ポスト紙は16日「イランが2種類の弾道ミサイル(Fateh-110とZolfaghar)をロシアに提供する準備を進めている」と報じている。

ロシアがイランから弾道ミサイルを調達、ウクライナから明かりと暖房を奪う

出典:Alireza numberonCC/BY-SA 4.0 Mohajer-6

米国と同盟国の当局者は「9月18日にイランがモスクワに関係者を派遣、2種類の地対地ミサイルを含む武器の追加提供が確定した」と明かしており、米国とウクライナは「イランが弾道ミサイルFateh-110(射程400km)とZolfaghar(射程700km)の出荷準備を進めている」と主張しているらしい。

レズニコフ国防相は今月14日「ロシア軍には609発の精密誘導ミサイルが残っている。侵攻前と比較して1/3以下に備蓄(1,844発→609発)が低下した」と主張、イスカンデルの残弾数は900発→124発、クラブの残弾数は500発→272発、Kh-101/Kh-555の残弾数は444発→213発だと明かしていたが、ワシントン・ポスト紙は「Fateh-110とZolfagharの供給が始まれば、ロシア軍は精密誘導ミサイルの在庫状況を改善することが出来る」と指摘している。

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つまりロシアは無人航空機や弾道ミサイルをイランから調達、本格的な冬を迎えるウクライナのインフラを繰り返し破壊して「明かり」と「暖房」を奪うつもりなのだろう。

イランにロシアへの武器供給を止めろと言ったところで何の役にも立たないため、一刻も早く防空システムをウクライナに届ける必要があるのだが、NASAMSやIRIS-TSLで弾道ミサイルを迎撃できるのか非常に怪しく、ミサイル防衛に対応したパトリオットの供給が短期間で整うとは思えないのでS-300頼みの状況が続くのかもしれない。

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※アイキャッチ画像の出典:IMA Media

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