アメリカのオースティン国防長官は21日、ロシアのショイグ国防相と電話会談をしましたが、具体的な内容については明らかにしませんでした。
米ロの国防相による電話会談は5月13日以来とみられ、国防総省によりますと、オースティン長官からロシアに電話を掛けたということです。
会談の詳細は明らかにされていませんが、オースティン長官はロシアによるウクライナ侵攻が続くなか、米ロの意思疎通のルートを維持することが重要だと強調したということです。
ウクライナでのロシア軍の苦戦を受け、プーチン大統領は核兵器を含むあらゆる兵器を使う可能性を排除しておらず、今回の米ロ国防相の会談でも核兵器を巡る議論が交わされたものとみられます。
また、オースティン長官はウクライナのレズニコフ国防相とも電話会談し、ロシアの侵攻に立ち向かうウクライナを支援するため、アメリカが揺るぎない関与を続けていくと再確認しました。
テレビ朝日