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米国と韓国がウクライナに送るための155mm砲弾について協議を行っていると報じられており、米国は韓国から10万発の155mm砲弾購入を希望しているらしい。
韓国は「ウクライナに殺傷兵器を提供しない」という立場は貫いており、最終使用者がウクライナ軍の155mm砲弾輸出は不可能
ウォール・ストリート・ジャーナルやロイターの報道を要約すると「米政府はウクライナに提供する10万発の155mm砲弾を調達するため韓国と交渉中」で、韓国国防部も「米軍備蓄を不足分を補うため米当局と韓国企業の間で交渉が行われている」と認めているが、重要なポイントは「最終使用者が米軍であることが前提」という点だろう。
韓国は「ウクライナに殺傷兵器を提供しない」という立場は貫いており、最終使用者がウクライナ軍の155mm砲弾輸出は不可能だ。
つまり米国は最終使用者が「米軍」の155mm砲弾を韓国から輸入して米軍備蓄に納め、米企業が製造した「最終使用者の縛りのない155mm砲弾」を米軍備蓄から取り出してウクライナに提供するという意味で、これなら韓国の立場に矛盾が生じず、米軍も減っていく一方の備蓄を回復させることが出来る。
韓国はNATO規格の155mm砲弾を供給する主要国で、この取引が成立すれば事実上「ウクライナへの間接的な武器供給」に踏み切ると言えそうだ。
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※アイキャッチ画像の出典:Italian Army / CC BY 2.5
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