ウクライナ侵攻399日目、ロシア軍によるバフムート包囲の試みは完全に頓挫

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ウクライナ侵攻399日目の状況は安定しており、ウクライナ軍の反撃もあってバフムート包囲の試みは完全に頓挫、ロシア軍はアルテモフスキー金属工場や中央市場を制圧したものの、MiG-17モニュメント付近での戦いで大きな犠牲を出し続けている。

バフムート中心部から徐々に西へ後退して時間を稼いでいるように見え、包囲を閉じることが出来ないロシア軍は正面から攻撃を続けるしかない

バフムートとスラビャンスクを結ぶ幹線道路「M03」に沿って北上していたロシア軍(ワグナー)動きはオリホヴォ・ヴァシリフカやミンキフカで停滞が続いており、ウクライナ軍はクロモヴェ方面とイワニフスキー方面で敵を押し戻しているため、バフムート包囲の試みは完全に頓挫している格好だ。

ウクライナ侵攻399日目、ロシア軍によるバフムート包囲の試みは完全に頓挫

出典:GoogleMap バフムート周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

ロシア軍は森林地帯からクロモヴェに何度も接近を試みているものの無人機による監視と砲撃で撃退され、00506付近にあった塹壕も第92機械化旅団のBTR-4や歩兵の攻撃で潰されており、ボダニフカへの前進も阻止され続けている。

市内を巡る戦いでもロシア軍はアルテモフスキー金属工場や中央市場を制圧するなど「バフムト川沿い」で前進を遂げているが、市内の西側=MiG-17モニュメント付近では前進出来ずにいるので非常に興味深い傾向だ。

ウクライナ侵攻399日目、ロシア軍によるバフムート包囲の試みは完全に頓挫

出典:GoogleMap バフムート市内の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

ロシア軍はMiG-17モニュメントからスタジア周辺に繋がる大通りの突破を何度も試みているものの、その度に大きな犠牲を出して元の位置に戻ることを強いられており、恐らくウクライナ軍は「バフムト川沿い」の敵を適当に食い止めながら後退している=最小限の犠牲で時間を稼いでいる可能性が高く、逆に「バフムト川沿い」で戦う味方が孤立しないようMiG-17モニュメントからスタジア周辺までのラインは死守するつもりなのだろう。

クロモヴェ方面とイワニフスキー方面での反撃と加味すると、バフムート中心部から徐々に西へ後退して時間を稼いでいるように見え、包囲を閉じることが出来ないロシア軍は正面からの攻撃を続けるしかない。

アウディーイウカ方面でも視覚的な証拠が増え続けているが、そのどれもがロシア軍の攻撃が失敗していることを示すものばかりで前線の位置に変化はなく、このまま行けばウクライナ軍はロシア軍の主力をバフムートに拘束したたま別の地点で反攻作戦を開始できるはずだ。

問題は反攻作戦が何時始まるのかだが、、、

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※アイキャッチ画像の出典:93-тя ОМБр Холодний Яр

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