中国、もはや韓国製品は必要ない「韓国は用済み」 ⇒ 韓国が巨額の貿易赤字計上で経済危機

韓国の3月の貿易赤字が46億ドル規模となり、13カ月連続の赤字になったことで韓国の愛国日報こと中央日報が社説で危機感を募らせている。

去年までは頻繁に流れていた「今年後半からは緩やかに回復」というフレーズがここ最近なくなった。なぜか?韓国は気付いてしまったのだ。中国はもはや韓国製品を必要としていない、韓国から輸入すべき物はすべて中国で製造できる―――ということに。

愛国日報は「中国経済が再開すれば、中国での不振も解消される」との論調を1カ月ほど前まで取っていたが、今は違う。中国の経済はとっくに再開したのに、中国への輸出が正常化されていない理由について分かったからだ。

中国ではここ最近自国の半導体企業SMICが最高益を挙げたという話もあり、「韓国が中国に中間材を供給し、中国が世界に完成品を輸出する」という構造が崩れ中国が韓国の競争相手になったことにようやく気付いた。

愛国日報は度々「中国の技術力が韓国に追い付く前に」などと言いながら次世代技術の開発に時間を割くよう提言していたが、その恐れるべき時がついにやってきてしまったのだ。

13カ月連続の貿易赤字が終わる保証もない。産業構造に根本的な問題があると分かっていても、それに対する適切な処方箋を提示できない。貿易依存度が70%にも及ぶ韓国経済の限界がついに訪れたと言える。

コメント欄では「輸出に頼れないなら内需だが、そこに何を見出すか」「ウォンの国際通貨化と内需の底上げが課題だ」と韓国の実現不可能な目標について議論されていた。「素材産業を自前で持っていない国はそう簡単に産業構造を変えられない」と韓国が組み立て国家でしかないことを明かす人もいた。