ジャニーズ性被害訴えたカウアンさん、「パニック障害再発」投稿

立憲民主党の「性被害・児童虐待」国対ヒアリングで発言するカウアン・オカモトさん＝国会内で2023年5月16日午後0時14分、竹内幹撮影

　ジャニーズ事務所の前社長、ジャニー喜多川氏（2019年死去）から性加害を受けたと訴えている元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモトさん（26）が17日、自身のツイッターを更新し、「パニック障害が再発してしまったので、しばらく休みます」と投稿した。

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　ツイートでは「誰かがこの件で僕も含めて命を絶つようなことがあるのが一番怖くなりました」と心境を明かし、「僕はもう自分に嘘（うそ）つきたくないし、誰かを憎みたくない」とつづった。また「被害者の方々やまだジャニーズ事務所に所属されているタレント、人間の心のケアを優先してあげてください」と訴えた。

　カウアンさんは4月、週刊文春で実名を出して喜多川氏からの性被害を訴え、日本外国特派員協会でも記者会見。今月16日には国会内で開かれた立憲民主党の児童虐待に関する会合に出席し、法改正の必要性を訴えていた。