ウクライナのポドリャク大統領府顧問は29日、戦後処理の一環として、ウクライナとの国境沿いのロシア国内に100─120キロの非武装地帯を設置すべきと述べた。2022年5月撮影(2023年 ロイター/Viacheslav Ratynskyi)
[キーウ 29日 ロイター] – ウクライナのポドリャク大統領府顧問は29日、戦後処理の一環として、ウクライナとの国境沿いのロシア国内に100─120キロの非武装地帯を設置すべきと述べた。
ツイッターで、このような非武装地帯はウクライナ領土を砲撃から守るために必要だと指摘。「戦後処理の主要テーマは、将来的な侵略再開を回避するための安全装置の確立であるべき」とし、ウクライナの一部の最前線地域の安全を確保するためにはベルゴロド、ブリャンスク、クルスク、ロストフに100─120キロの非武装地帯を導入することが必要とした。
また非武装地帯を管理するために「最初の段階では国際的な統制部隊が必要になる」とした。