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世界各地が、季節外れの暑さに見舞われている。
10日、香港・ビクトリア港に集まった人々が写真を撮っていたのは…。
【画像】炎天下でゴムが伸びてしまい潰されたアヒルのオブジェ
巨大なアヒルのオブジェ。
その横には、潰れたパンケーキのようなものが浮かんでいる。
潰れていたのは、2羽いたゴム製のアヒルのパートナー。オランダ人アーティストの芸術作品だ。
しかし、炎天下の中、わずか1日でゴムが伸びてしまい、破裂しないように空気を抜いたのだ。
暑さによるトラブルは、香港だけではない。
6月平均気温18℃のロンドンで30℃超
ヨーロッパでも、暑さによる影響が…。
10日、イギリス・ロンドンで、名物の王室を警護する衛兵たちがパレードの練習を行っていた。
その中の1人が、楽器を構え、演奏する姿のまま倒れている。なんとか立ち上がったが、ふらついて足元がおぼつかない。
さらに、担架で運ばれていく別の衛兵の姿もあった。
10日、ロンドンの最高気温は、今年初めて30℃を超えた。
ロンドンの6月の平均気温は、18℃前後だ。
季節外れの暑さで、少なくとも3人の衛兵が倒れたという。
ちなみに、衛兵がかぶっている、見るからに暑そうな帽子の名前は、“ベアスキン”。
かつては、本当にクマの毛皮が使われていたそうで、背を高く見せるために大きくなったという説もある。
(「イット!」6月12日放送より)
イット!