バフムートの戦い、ウクライナ軍は南部で前進しクリシェイフカに迫る

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ロシア側情報源はヘルソン方面について「ウクライナ軍によるドニエプル川渡河への動き」を警告、バフムート方面については「ウクライナ軍がベルヒフカとクリシェイフカを狙っている。クリシェイフカの防衛拠点に向け前進している」と報告している。

ウクライナ軍はバフムート南部で成功を収めているが、ロシア軍は北部で防衛を成功させている

ロシア側情報源(НгП раZVедка)はヘルソン方面におけるウクライナ軍の動きについて「敵は水位の低下で露出した川底(中洲)を車輌が走行できるか判断するため、カホフカ貯水湖の浅瀬で偵察を行っている。ウクライナ人将校はプライベートな会話の中で『ニジニ・ロハチク周辺に橋頭堡を築くためドニエプル川の渡河を強行する可能性』について言及した。さらにポクロフスキー周辺には約800名の部隊が移動中で、この中には最大10隻のポンツーンが含まれている」と報告。

バフムートの戦い、ウクライナ軍は南部で前進しクリシェイフカに迫る

出典:GoogleMap ヘルソン周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

さらに「ムィコラーイウ州からヘルソン方面に予備部隊の追加配備が完了した。ムィコラーイウからスニフリフカへの部隊移動、ダヴィディフ・ブリッド近郊で装甲車輌や大型トレーラーの移動、第93機械化旅団がヘルソンに到着している。また敵はドニエプル川河口の中洲で陽動作戦を実施するという情報もある」と述べている。

別のロシア側情報源(Военкоры Русской Весны)はバフムート方面におけるウクライナ軍の動きについて「敵はバフムートを挟撃するためベルヒフカとクリシェイフカを狙っている。主な戦闘はベルヒフカ、オリホヴォ・ヴァシリフカ、クルデュミフカ、ヴァシュキフカ、ベルヒフカ、運河沿いで行われている」と述べ、各方面の戦況を詳しく説明している。

バフムートの戦い、ウクライナ軍は南部で前進しクリシェイフカに迫る

出典:GoogleMap バフムート周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

ソレダル方面:
敵がヴァシュキフカ~ミコライフカの突破を毎日試みている。中隊規模の敵部隊は戦車や多連装ロケットシステムの支援を受けて攻勢を仕掛けてきたが、激しい戦闘の末にロシア軍の空挺部隊によって追い返された。

バフムート北側:
敵はT0504の南で多くの土地を占領し、バフムート西郊外に攻勢を仕掛けるための足場を築こうとしている。我が軍はオリホヴォ・ヴァシリフカやサッコ・イ・ヴァンツェッティへの攻撃を懸命に防いでいる。

バフムート南側:
クリシェイフカの北西と西で戦闘が続いており、敵は我々の重要な防衛拠点に向けて前進している。敵はクルデュミフカの水門付近を占領することに成功したが、この地域は現在でも戦闘が続いている。その一方で我が軍はフリホリフカの東で反撃を行い敵を押し戻した。

バフムートの戦い、ウクライナ軍は南部で前進しクリシェイフカに迫る

出典:Генеральний штаб ЗСУ

ヴァシュキフカ~ミコライフカの突破は失敗に終わっているもの「クリシェイフカを巡る戦いでウクライナ軍が前進している」「水門を占拠したウクライナ軍の前進=クルデュミフカを巡る戦いが行われている」とロシア側情報源が認めているのが興味深く、戦況マップの動きとほぼ一致する。

ただロシア側情報源は「フリホリフカの東で反撃を行い敵を押し戻した」とも言及しているので、オリホヴォ・ヴァシリフカやベルヒフカを巡る戦いは一進一退の様相だ。

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※アイキャッチ画像の出典:Оперативне командування “Схід”

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