民放「もう1回改めて」の質問にウクライナ大使が不快感 「何度も繰り返したくないが…」と再説明

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日本外国特派員協会で記者会見するウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使

【動画】記者会見の様子

 ロシアによるウクライナ侵攻は22年2月24日に始まり、23年7月9日で500日が経過。この節目を受けて開かれた記者会見で、コルスンスキー氏は冒頭発言で所感を述べた。その上で中盤に飛び出したのが「500日間をどう表現しますか」という質問だ。記者会見では、すでに発言した内容であっても、端的な発言を収録するために「改めて…」と、同様の答えを求める質問がテレビ局から出ることがある。この独特の慣例が問題になったと言えそうだ。

■「冒頭発言を繰り返すように言っているのか?」

 コルスンスキー氏は冒頭、13分間にわたって500日の間に世界がどのように変化したかを説明。日本からの支援に感謝した上で、

「我々は、二国間の支援だけでなく、民主主義共同体の一員としての日本の立場を非常に重視している」

などと話した。

 コルスンスキー氏が不快感を示したのは、民放キー局所属を名乗る男性の質問だ。この日の記者会見は通訳がおらず、やり取りは英語で行う必要がある。「あまり英語が話せませんが」と断った上で「ロシアによる侵略の500日間をどう表現しますか」と質問した。

 コルスンスキー氏が「すでにしたと思う」と応じると、男性は同じ質問を繰り返した。コルスンスキー氏は苦笑いしながら、隣の司会者に「冒頭発言を繰り返すように言っているのか?」と水を向け、司会者は「すでに冒頭発言で言っていると思う」と指摘。

 男性が「もう1回、改めて…。すみません」と日本語で話し、司会者がコルスンスキー氏に発言を促すと、

「何度も繰り返したくはないが…」

と前置きした上で、2分45秒ほどかけて500日の意味を改めて説明した。

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