美馬アンナが公表した長男の四肢形成障害、夫・美馬学投手の言葉で安心感を得る
美馬アンナと千葉ロッテマリーンズの美馬学投手の長男、りたくん(3)は、生まれつき右手首から先がないという特異な体の持ち主です。しかし、美馬アンナは夫の美馬学投手の言葉によって不安を払拭しました。「俺にはこの子を幸せにできる自信がある」という言葉が彼女の心に安心感をもたらしたのです。
りたくんの自覚と家族への思い
りたくんは早い時期から自分の右手がないことに気づき始めました。彼は右手でできることとできないことを、遊びながら学んできたのです。しかしながら、彼の右手が人と異なること以外には、元気に家中を駆け回り、ママのことを大好きになる3歳の男の子です。そして、この夏には兄になる予定です。りたくんは2019年10月11日に美馬アンナと美馬学投手が結婚してから6年目にして待望の第1子として生まれたのです。
妊娠発覚時の心境
「ずっと子どもが欲しくて、結婚してから6年ぐらいできなかったので、やっとだっていう気持ちと、1番は主人を『やっとパパにさせてあげられる』っていう喜びが一番大きかったですね」と美馬アンナは語ります。彼女にとって、妊娠が発覚した喜びは非常に大きなものでした。
右手の状況に対する戸惑い
りたくんが生まれたとき、美馬アンナと美馬学投手は右手の異常に戸惑いました。「30時間の陣痛に耐えて産まれてきて、『赤ちゃん産まれたよ』ってお母さんの胸元に赤ちゃんを乗せてくれるんですけれど、右…え?え?みたいな。右手どうなっているの?切れちゃっているの?みたいな…。はてな はてなっていう感じでした」と美馬アンナは振り返ります。
医師から告げられたのは、「四肢形成障害」という診断でした。この障害は胎児の発育に異常があり、出生時に四肢の形態に異常が現れる疾患です。詳しい原因は特定されていません。
入院生活の思い
「毎日毎日、手がないっていうことに対して何もできないっていうネガティブな考え方だったので、自分が出されたご飯を食べていても、箸ってどうやって持つんだろうとか、普通に考えたら左手で持てるじゃんって感じなんですけれど、どうやって持つんだろうとか、お風呂に入っている時にシャワーを片手に持って、こうやってやったりとかするのって、どうやってやるんだろうとか、できないじゃんとか、あれもこれもできない。何にもできない。もしかしたら、大きくなって奥さんもできないかもしれない、彼女もできないかもしれない。そんなことばかり、ネガティブに一人で考えて泣いての繰り返しで、すごく不安で怖い。そんな入院生活でしたね」と美馬アンナは入院生活の思いを述べています。