12年ぶりの再会、迷子犬と飼い主の感動的な再開。年をとったけれど、家族を見た瞬間のしぐさが可愛すぎる(アメリカ)

犬の行方がわからず12年も迷子になっていたが、飼い主との再会を果たした

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アメリカ・アリゾナ州で、12年も前から行方不明だった犬が、ついに家族との奇跡の再会を果たしました。マリコパ郡アニマルケア&コントロールが、8月末に公式Facebookで再会の様子を写真2枚と共に公表しました。

保護された犬は少し人見知りで、少し悲しそうな面もありました

見知らぬ場所にいたことや、人との接触が少なかったことから、保護された犬は少し人見知りで悲しそうな雰囲気がありました。尻尾を振ることも一度もなかったそうです。しかし、犬にはマイクロチップが埋め込まれていましたので、飼い主の電話番号を特定することができました。また、飼い主からの連絡で、犬の名前は「ミニオン」であり、現在は15歳であることが判明しました。

飼い主によると、犬は10年前に裏の門から逃げ出してしまったそうです

飼い主によると、犬は2011年に管理人が開けたままにしていた裏の門から逃げ出してしまったそうです。その後、12年間も家族から離れて生活を送っていたということです。

飼い主一家が犬を出迎えた瞬間、犬は喜びをあらわにして尻尾を振った

アニマルケア&コントロールの職員がミニオンを飼い主のもとに車で届けることになりました。職員が到着し、キャリーケースの中に入っていた犬を解放する前に、職員は家族に1つの忠告をしました。「ミニオンは高齢なので、すばやく移動することはできません」と言いました。しかし、キャリーケースを開けると、犬は家族を見るなり、喜びを表して尻尾を振り始めました。再会を喜んでいる様子がはっきりとわかりました。

飼い主一家が犬を家に連れて入ると、犬は喜びを表し走り回った

飼い主一家が犬を家に連れて入ると、犬は嬉しさを表して尻尾を振りながら走り回りました。再会したことで、犬は家族との再びの暖かい生活を送ることができるのです。

年月の流れを感じさせる2枚の写真も公開されました

アニマルケア&コントロールが投稿した2枚の写真は、2011年と2023年に撮影された家族の写真で、年月の変化を感じさせます。2011年の写真では幼い子供が若く元気な犬に抱きついていますが、2023年の写真では成長した子供が老いた犬を抱っこしています。

このニュースに対しては、「涙があふれます。素晴らしい再会の写真ですね」「喜びと同時に悲しさも感じます。この犬はほとんどの時間を家族から離れて生活していたのですから」「最高のニュースです。これまでに聞いた中で一番いいです」といったコメントが寄せられています。

アニマルケア&コントロールは、この再会を通じてマイクロチップの重要性を訴えています。「この再会はマイクロチップのおかげで実現しました。ペットにはマイクロチップを装着し、飼い主の連絡先などの情報を正確に更新しましょう」と呼びかけています。

日本でも2021年6月から、ブリーダーやペットショップで販売される犬や猫にはマイクロチップの装着が義務付けられています。

このニュースの詳細は、日本ニュース24時間の記事をご覧ください。