杭州アジア大会の開会式で中国公式テレビが「中国台北」と呼んだ
杭州で開催されたアジア大会の開会式で、中国国営テレビ(CCTV)のアナウンサーが台湾選手団の入場時に「中国台北」と呼称しました。これは、昨年の東京オリンピックに続くもので、注目を集めています。
アジア大会開会式での中国の発言
中国国営テレビ(CCTV)のアナウンサーは、アジア大会開会式の中継中に台湾選手団を「中国台北」と呼称しました。これは、従来の「チャイニーズ・タイペイ(中華台北)」という呼称とは異なります。
今年の杭州アジア大会でも、中国は台湾が中国の一部であることを強調する意図を持っていることが伝えられており、この呼称の変更はその一環と考えられます。
五輪に続く中国の方針
これは、昨年の東京オリンピックに続く中国の方針です。東京オリンピックでも、中国は台湾選手団を「中国台北」として紹介しました。
国際オリンピック委員会(IOC)が台湾を独自の国として扱うことを認めておらず、台湾は「中華台北」という名称で参加しています。しかし、中国は台湾が中国の一部であることを主張し、国際舞台での呼称にも意識を示しています。
台湾の反応
台湾側は、中国のこの呼称に反発しています。台湾のオリンピック委員会は、これまで中国が勝手に呼称を変えることに対して抗議し、台湾の主権を守るために努力してきました。
このアジア大会での呼称変更は、台湾と中国の関係についてさらなる緊張を引き起こす可能性があります。
まとめ
杭州アジア大会の開会式で中国国営テレビが台湾選手団を「中国台北」と呼称したことが報じられました。これは、昨年の東京オリンピックに続くものであり、台湾と中国の関係にさらなる緊張をもたらす可能性があります。
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