YOSHIKI(2023年8月撮影)
YOSHIKIが6日、X(旧ツイッター)で投稿を行いました。「アメリカでは、それぞれ別々でエージェントはマネジメント業務はできません(利益相反になるため)」と述べました。
YOSHIKIは、具体的に何について言及しているのか明言していませんが、投稿にはハッシュタグ「#YOSHIKI #エージェント契約」が付けられています。東山紀之社長(57才)が都内で行った会見において、創業者であるジャニー喜多川氏(19年死去)の性加害問題をめぐり、東山社長が新たに設立する予定の会社について「希望するタレント個人、グループが設立する会社と個別に契約を結ぶ、エージェント会社といたします」と説明したことが指摘されました。
東山社長は、各タレントについて「全てを会社に委ねずに、自分で活躍の場を見つけていくことができる」と述べました。また、若手のタレントについては「エージェント契約ではなく、新会社に所属することもできる」とも述べました。これによると、主力のタレントはエージェント契約を結び、若手や育成年代のタレントは従来のジャニーズ事務所とマネジメント契約を結ぶことになるようです。
日本では、タレントは芸能事務所に所属し、担当マネージャーが仕事を取ってくるという形が一般的です。一方、海外では、タレントは日本の芸能事務所のような会社に所属するのではなく、仕事を取ってくるエージェント会社と契約を結びます。また、タレントは個別に動きながらマネージャーを雇って、自身のスケジュール調整などを行っています。
東山社長は、新たなエージェント会社について「グローバルなエンタメの世界では、タレントがエージェント契約を通じて活躍の場を広げることが一般的です」と述べました。また、「培ってきたプロデュースやマネジメントの経験を活かし、タレントを最大限にサポートしたい」とも発言していますが、YOSHIKIはその考え方が米国では成り立たないと指摘しました。
YOSHIKIは、その後の投稿で「ちなみに自分は、米国のエージェントWMEと全世界契約を結んでいます。マネジメントは国によって異なります」と自身のエージェントおよびマネジメント契約について補足しました。また、一連の投稿の前には「日本に到着してから少しだけニュースを見ましたが、業界は大変だね…。自分は明日の日本公演から世界ツアーの準備で大忙しです!」と、帰国直後にもかかわらず業界のことを気にかけていることを述べました。