「二重駐車」が原因で男性が下敷きに…韓国の駐車スペース不足問題

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韓国で驚きの事故が発生しました。防犯カメラがその瞬間を捉えていたのです。

ある住民が駐車場から車を出ようとすると、前に二重駐車された車が停まっており、出ることができませんでした。そこで住民は、1台目の車を動かすために車体を押して移動させました。

そして、2台目の車を押している最中に、思わぬ事態が発生しました。

下りの傾斜で勢いをつけた車が動き出し、住民はあわてて車の前に回り込みましたが、車を止めることができず、結局、車の下敷きになってしまったのです。

この事故が起きたのは、9月19日でした。場所は韓国の蔚山(ウルサン)にあるマンションの駐車場です。防犯カメラの映像には、事故を目撃した人々が駆けつける様子も記録されていました。

慢性的な駐車スペース不足が原因か

なぜこのような事故が起きてしまったのでしょうか?

韓国では、一部の地域を除いて、車庫証明の取得が義務付けられていません。そのため、マンションの駐車場などでは、駐車スペースが空いている場所に車を停めることが当たり前となっています。

その結果、二重駐車する車は、すぐに動かせるように、サイドブレーキをかけずにニュートラル状態で停めておくという状況があります。

韓国では駐車スペースの不足が慢性的に起きており、そのために二重駐車が頻繁に発生しています。今回の事故もそのような状況の中で起きたものと言えるでしょう。

このような事故は非常に危険です。駐車スペースの不足問題を解決するためには、より効果的な対策が必要です。

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